さまざまな業界のインターンシップに参加し、地元の福井銀行に就職を決めたM.R.さんにお話を伺いました。

内定先の採用試験を受けようと思った決め手を教えてください。

グループ会社と連携しながら、ワンストップでお客様をサポートしている業務の幅広さに魅力を感じたからです。インターンシップでは、飲食店の立ち上げのお手伝いを想定したグループワークに取り組みました。この経験を通して、お客様の課題解決をサポートしたいという気持ちが強まり、福井銀行を第一志望にしました。

就職活動中の忘れられないエピソードをお聞かせください。

就職活動中は、まわりの方々に支えられたと実感しています。その中でも、面接官や人事採用担当者の方には、社会に出たあとの仕事や業界のことなどを話していただき、とても刺激を受け、私自身の視野が広がりました。また、特に心の支えになったのが家族やキャリアサポートセンターの方々です。

どんな時も相談に乗ってもらい、時には前向きになれるアドバイスをしてくれました。活動期間を通し、改めて周囲の方に育んでいただいていることを再確認しました。

大学で学んだことを、仕事でどのように生かしたいですか?

教職課程の授業を通して身に付けた「話す技術」を、お客様対応で生かしたいと思います。相手へ伝わるか伝わらないかは、言葉の選び方や声のトーンなどに大きく影響されます。模擬授業や教育実習では話し方を意識して、生徒や先生、保護者の方々、地域の方々と関わることで、どう言えば伝わるかを理解することできました。

就職活動を経験した先輩として、後輩に一言アドバイスをお願いします。

就職活動中は、まわりと比べてネガティブになることもあります。しかし、皆さんにしかない長所はたくさんあります。「自分らしさ」を大切に活動してください。また、インターンシップはさまざまな職業体験ができる「大人のキッザニア」です。時間が許す限りたくさんの企業をみてください。それが可能性を広げ、新たな扉を開くきっかけになるかもしれません。

皆さんが楽しみながら就職活動に励み、実りある活動期間を過ごせますように。自分らしく突き進んでください！応援しています。

進路を決める上での大学の活用法を教えてください。

進路に迷ったときは、キャリアサポートセンターに相談することをおすすめします。私は就職活動中、ほぼ毎日、同センターで面接練習をお願いしていました。そのおかげで、自信をもって面接に臨むことができました。また、どんな仕事がしたいか分からない人は、何の授業が好きか、その授業の何にワクワクし、何に好奇心をかきたてられたのかなどを深掘りすると、進みたい道が見えてくるかもしれません。