2026.05.01
株式会社トンボ / 企画提案職
家政学部 / 家政学科
M.Y. ※2022年卒業

アパレル業界を目指して入学し、現在は学生服を作る仕事を行っているM.Yさん。大学の魅力や現在の仕事のやりがいについて聞きました。
小さいころから服に携わる仕事がしたいという夢があり、アパレル業界や繊維について、4年間しっかりと学べる環境を探していました。その中でも、神戸女子大学は繊維製品品質管理士(TES)の資格取得に力を入れている点が決め手となり、入学を決めました。

まず、TESの資格取得に向けたサポートが手厚かったことです。TES受験講座では、論文指導や模擬試験の実施など、実践的な学びが充実しており、1年生から勉強を始めて、2年生の時に資格を取得することができました。また、キャンパスの環境も魅力的です。学内のベーカリカフェ「marberg」のパンはリーズナブルでおいしく、よく利用しました。キャンパス内の桜は美しく、春になると毎年その景色に癒されていました。

座学だけでなく、実習や実験を通して「体感しながら学べる」点が大きな魅力でした。繊維の成分を調べて分析を行う「被服科学実験」や、アパレルCADを用いてチェック柄のデザイン制作に取り組んだ「テキスタイルCAD演習」などの授業が楽しかったことを覚えています。
またドレス制作を行う十一ゼミでは、ウエディングドレスの制作を行いました。自分の採寸に合わせた一着を作るのに、型紙作りから布選び、縫製して形にしていくまでの全工程を経験します。難しくて何度もやり直しましたが、夏休みや冬休みも友達と一緒にゼミに通ってドレス制作に励んだことは、とても貴重な経験でした。
学生服と体操服を製造する会社に勤務しています。私が所属している企画提案課では、新しい制服の導入を検討している学校に対して、学校の歴史や地域の特色、改善したい点などをヒアリングし、その内容を踏まえたデザインやコーディネートをご提案しています。制服は学校の“顔”であり、その学校の歴史の一部として長く受け継がれていくもの。制服が好きという理由でその学校を選ぶ学生さんもいらっしゃると思います。そのような大切な制服づくりに携われることに、大きな魅力を感じています。

自分が提案した制服が採用された時や、デザインが好評だったと伺った時は大きなやりがいを感じます。私は広島と四国を担当しているため、実際に学生さんが着ている姿を見る機会は多くありません。それでも、学校のホームページなどで自分たちが提案した制服を着ている様子を見かけると、とても嬉しくなります。また、5年後になるか10年後になるかわかりませんが、いつか母校の制服を手掛けられたらいいなと。そんな未来を描けるようにがんばりたいと思います。

TES資格をお持ちの助手の先生が、個別に丁寧な指導をしてくださいました。受験した時期はちょうどコロナ禍で、思うように登校できない状況でしたが、メールでやり取りをしながら論文の添削や学習のアドバイスをいただき、とても心強かったです。
また、ゼミの制作物と卒論を同時進行で進めるのは大変でしたが、ゼミの仲間と励まし合いながら取り組めたことが印象に残っています。卒論を提出した後には、みんなで焼肉を食べに行って打ち上げをしたことが、今でも良い思い出です。

私は岡山出身なのですが、岡山は学生服産業が盛んで、本社を置く企業も複数あります。そのため、高校生の頃から学生服業界にも興味を持っていました。
就職活動ではいくつかの企業を受けましたが、現在の会社は誠実で温厚な人が多く、社風にも穏やかな雰囲気があり、「ここなら自分らしく働ける」と感じたことが決め手となりました。その印象は、入社した今も変わっていません。

コロナに感染して体調が優れない中で、インターンシップ(オンライン)に参加したことが忘れられない経験です。参加したのは現在勤めている会社のインターンシップで、営業体験を行うグループワークでした。社員の方が「学校の先生役」を務め、その方にどのような制服へ変更したいかをヒアリングし、最後に発表を行うというものでした。体調がかなり悪くて思考がうまく回らず、とてもつらかったことを今でも覚えています。
企画提案を行う際、大学で学んだ知識やTES資格の取得で身につけた専門性をもとに説明することで、提案に説得力を持たせることができています。入社前に服の基礎知識を一通り学んでいたため、入社後の新しい知識の吸収もスムーズでした。また、学校への提案では「ウールが入っているため保温性が高い」といった素材特性を、学生時代に学んだ内容を根拠に自信を持って説明できることが大きな強みになっています。
就職活動を始めるまで、自分自身について深く考える機会は多くありませんでしたが、自己分析を通して自分を見つめ直す良い機会になりました。自分らしく取り組んでほしいと思います。また、面接練習ではキャリアセンターに大変お世話になりました。友人同士で練習することもできますが、社会人の視点から具体的なアドバイスをいただける点がとても心強く、良い経験になりました。
将来の方向性がまだ明確に決まっていない受験生も多いと思います。大学では幅広い授業を履修し、好き・嫌い、得意・不得意を自分で確かめてみてください。
私自身、入学前からアパレル業界に興味はありましたが、大学で衣・食・住について広く学んだことで、「やはりアパレルの道に進みたい」という気持ちが一層強くなりました。さまざまな分野を学んだからこそ、自分の進みたい方向を再確認できたと感じています。

出張のときは、必ずマイスリッパとエコバッグを持っていきます。自分の好きなブランドやデザインのモノを使うことで、気持ちを盛り上げています。
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