2024.02.26
日清医療食品株式会社 / 内定
短期大学 / 食物栄養学科
S.H. ※2023年度取材時
バスケットボール選手の経験から食の大切さを知り、栄養士を目指したS.H.さんにお話を伺いました。
地元の淡路島で働きたい思い、キャリアサポートセンターに相談したところ、内定先の企業名を一番にあげていただきました。企業の規模が大きいため勤務先も多く、病院や介護施設で働けることに魅力を感じました。患者様の心を大切に寄り添って食事提供をしている企業の思いなどにも共感して受けようと思いました。
キャリアサポートセンターで練習した内容に気をつけて面接を受けていたところ、「笑顔が素敵ですね」とほめていただけたことです。また自分の考えに興味を持っていただき、「ぜひ来てほしいです」「そういう人がこれから活躍できると思う」などと言われたことがとても嬉しかったです。
患者様に寄り添い、おいしく疾患の治療ができる献立作成や、思い出に残る行事食などを作りたいです。また病院では寝たきりの人や治療食に苦手意識を持っている人もいると思うので、心から楽しめる食事を作りたいと思っています。入院している人の中には人生で最後の食事になる人もいるかもしれないので、食事を通して楽しい思い出を作りたいです。
栄養士が直接患者さんに食事をお渡しする機会はあまりないと聞くので、行事食や季節の食事を作った際に、ひと言メッセージを書いてお渡しすることができないかなと考えています。少しでも気持ちが伝わって、元気になったり、思い出になったりしてほしいです。また繋がれることで作る側も頑張ろうという気持ちになれるのではないかと思いました。
高校3年生までの約10年間のバスケットボール部の経験を通してです。中学2年生のとき、たくさんケガをしたり、チームメイトとコミュニケーションがうまく取れなかったりしたことがありました。その時、母が健康面と精神面を考えて栄養に偏りのない食事を作ってくれたおかげで、目標だった県大会に出場することができました。この経験から、心から寄り添い日々の生活を支え、笑顔のきっかけをつくれる栄養士になりたいと思いました。
病院食を作る実習では時間制限のあるなか、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、効率よく提供する方法を学びました。また大量調理実習ではグループの班長としてメンバーの作業行程を理解しながら、指示をだしたり、アドバイスをしてまとめました。周りをしっかり見る力などが養われたと思います。
私は学友会の副委員長として、文化祭などの行事の運営を行っていました。いろんな学部の人との繋がりができたり、相手に伝える方法などを学んだり、成長することができたと思います。自分がしたいと思ったことは積極的に行動してみると、自信や達成感を得られると思いますし、面接などでも話が広がるのでいい経験になると思います。
小・中学校の頃は毎朝5時に起きて走っていました。今は長期休みなどで実家に帰ると走ります。景色を見ながら走っていると気持ちがすっきりします。
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