2024.02.20
岩国市役所 / 内定
文学部 / 史学科
H.S. ※2023年度取材時
歴史学の知識を活かした仕事をしたいと就職活動し、地元の市役所に内定したH.S.さんにお話を聞きました。
大学で学んだ歴史学の知識を活かせる学芸員などの職に就くか、大学院に進むかを悩んでいたところ、市役所の職員も歴史や文化財などに関われる可能性があるとゼミの先生に聞いて、受けることにしました。「アピール型」という先行枠で、SPIとプレゼン面接の試験があり、「歴史に関わる仕事がしたい」ことをプレゼンでアピールし合格することができました。
面接練習をしている際に緊張して話すことを忘れてしまい、それが癖になって何度か沈黙してしまったことです。自己PRなどを丸暗記して話すと、忘れてしまったときに止まってしまうと気づいたので、面接官の方との対話を楽しむことを目標にするようにしたら、本番では問題なく話すことができました。
歴史学を学ぶ上で知らないことは自分で資料を探しだし、正誤を見極めることを大切にしていました。内定先でも知らないことはまず自分なりに調べて、必要な知識を増やしていきたいです。
学芸員資格取得のために地元の博物館へ1週間実習に行かせていただき、とても楽しかったのですが、もっとたくさんの人に利用してもらいたいという気持ちも芽生えました。行政の立場であればそのお手伝いができるかもしれませんし、歴史資料などを守るお仕事にも携われるかもしれないという思いもあり、市の職員に進むことを選びました。
手話部に所属していました。手話を勉強してよかったことは、耳が聞こえない方だったら博物館の展示をどのように見るのだろうなど、手話を使う人の気持ちを想像するようになったことです。今はコロナで規制のあった数年前と違って様々なことに挑戦することができるので、興味があれば何でも踏み出してみることが大切だと思います。
人生はケセラセラなのでなんとかなります(笑)。私は公務員以外にも大学院への進学や、学芸員、出版関係の仕事にも興味がありずっと迷っていましたが、努力の結果公務員試験に受かったことに縁を感じてこの道を選びました。本気を出せばいつの間にか決まっているので、何とかなりますよ。
毎朝同じものを飲むことはなく、疲れているときはココア、すっきりしたいときは紅茶など、気分によって変えています。
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