2024.01.26
神戸市 公立小学校 / 教員採用試験合格
文学部 / 教育学科
M.K. ※2023年度取材時
義務教育コースで小学校の教員免許と中学校の教員免許(英語)を取得したM.K.さんにお話を伺いました。
神戸市野外活動ジュニア指導者協議会という学生によるボランティア団体で子どもたちのキャンプや登山などのお手伝いしていたのですが、そこで出会った子どもたちに「神戸市の先生になって!」と言ってもらったことがきっかけです。また神戸は大学で過ごしたなじみのある街なので、神戸市を受けようと思いました。
神戸市が主催しているスクールサポーターに1年生から3年生まで参加していました。学校の先生の補助として、子どもたちの勉強をみたり、テストの採点をしたりするボランティア活動です。ボランティアの活動や教育実習を経て、子どもたちみんなが素直で可愛く、子どもと関わるのが好きだなと改めて思いました。
義務教育コースでは、小学校と中学校の教員免許(英語)が取れます。2020年から小学校では英語教育が必修となり、これから英語に強い先生が必要になってくると学校の説明会で聞いたので、英語に強くなれる義務教育コースを選びました。それまで英語が苦手だったので、現場で困らないように今のうちに力をつけておこうと思いました。
私が教育実習に行った中学校はオールイングリッシュでの授業でした。事前に台本を作って緊張しながら授業をしていたら、「子どもたちに伝わってしまうので、楽しんで授業をしたほうがいいですよ」と先生が声をかけてくださいました。そこから授業に対する意識が変わったので、一番学べたところかもしれません。
中学校では授業の前にリズムに合わせて英文や英単語を発音する「チャンツ」などのウォーミングアップをしていたのですが、子どもたちはこういった学びのときが一番楽しそうでした。小学校の授業でもその日の授業の内容に繋がるようなウォーミングアップを取り入れて行きたいなと思いました。
一次試験前は朝8時から夜8時頃までゼミ室にこもってゼミのメンバーと勉強に励んでいたことです。成績が伸び悩んでいたり、苦手な教科があったり、みんなそれぞれ悩みは違いましたが、時期によって自分も同じような悩みを持つことがありました。どうやって乗り越えたかなど相談したりして、精神的にも支えられていました。
図書館司書の資格を取りました。県によって基準が違うようですが、複数の免許や資格、またTOEICの点数などがある方が教員採用試験の加点になるので、とっておいた方がいいと思います。
私は小学校二年生の時に出会った恩師がきっかけで、先生になりたいと思うようになりました。学級通信でお便りを毎日書いて下さったり、けん玉や百人一首などの練習にいつも付き合ってくれたり、「みんなでがんばろう」とクラスをまとめる影響力のある先生でした。私も子どもたちと一緒に楽しみながら、ときにはぶつかり合える先生になりたいです。
内定が出てからは阪神甲子園球場に何回も足を運んでいました。阪神の活躍を見られるから頑張れるし、毎日が楽しいです。これからも一生ファンです!
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