2025.04.27
株式会社神戸ポートピアホテル
文学部 / 英語英米文学科
K.H. 2024年卒業
K.H.さんは多くの外国人旅行客が宿泊する神戸を代表するホテルに勤務しています。大学での学びと、それが仕事でどう活かされているかについてお話を聞きました。
ホテルに勤務し、現在はフロントで仕事をしています。主な業務内容は、宿泊されるお客様のチェックイン・チェックアウトの手続きや、電話対応などです。海外からのお客様も多いため、日々、英語での会話ややりとりをおこなっています。
ひとつは、神戸女子大学の英語英米文学科で身につけた、さまざまな英語の力を活かせる仕事ではないかと思ったことです。そしてもうひとつは、4年次に受けたホスピタリティの授業で、「多くの人の心に寄り添うサービス」について学んだことです。この授業は現役の客室乗務員(日本航空株式会社社員)の先生が担当してくださいましたが、先生がおっしゃった「常にお客様の期待を超えるサービスを心がけている」という言葉に感銘を受け、私もぜひそのようなおもてなしをできる仕事につきたいと思ったのがきっかけです。
お客様の希望を瞬時に察知し、すみやかに対応して喜んでいただいた時、とても嬉しくやりがいを感じます。たとえばチェックイン時間の前に来られたお客様にはお荷物をお預かりしましょうかとお尋ねしたり、チェックインカウンターが高くて手続きしにくそうな方には手元で記入していただくよう配慮したりするなど、小さなことですが快適に過ごしていただくための工夫を常に心がけています。
・・・言葉だけでなく表情や状況からもお客様の気持ちを理解し、おひとりおひとりの心に寄り添った対応、サービスを提供していきたいと考えています。本当に良い旅だったとお客様の記憶に残るような、質の高い接客を今後も目指したいと思います。
英語英米文学科では「English for Careers」という授業があります。これはエアラインやホテル、ビジネス英語などを広く学ぶことができる科目です。この授業で学んだ知識とコミュニケーションのノウハウが現在の仕事に直結しています。私は「ホテル・エアラインの英語」の方を選びましたが、観光関連の仕事で使う現場の英語表現をロールプレイ式で練習しました。ここで習得した表現を現在の仕事で毎日のように使っています。
大学で日々の授業をしっかり受けることで、将来を切り開くことができると思います。また興味ある活動があれば、学外・学内を問わず積極的に参加することをお勧めします。サークル活動・ボランティア活動などの経験を通して就職へのヒントや自分の「軸」が見つかるはずです。もし進路に不安があれば、学科の先生方やキャリアセンターのスタッフに相談してみてください。気軽に、そして親身にアドバイスをもらうことができます。
出勤前には、昔から大好きなインドの音楽を3曲選んで聴くのが日課。モチベーションが上がり、今日もがんばろうという気持ちになります。
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