2025.05.01
横浜市 公立小学校 / 教員採用試験合格
文学部 / 教育学科
A.K. ※2024年度取材時
小学生のとき、先生にかまってほしくて迷惑を掛けていた時期がありました。授業中、学校を飛び出したことも。迎えに来てくださるのを待っていたんですよね。温かい思い出の半面、孤独を感じるときもありました。気づいてほしいけど、言葉できない。そんなかつての私のような子どもたちに向き合いたいと、教員を目指しました。
須磨消防団に所属し、学生消防団の部長を務めています。地域を一番に考える消防士の姿は、子どもたちを一番に考える教師と重なる部分があり、あこがれを感じました。消防団で培った人脈や人間関係は宝物の1つです。
横浜市では、外国にルーツのある子どもたちに対する教育が熱心で、母国語が日本語でない子どものための学級やメンターチーム制度などが充実している点に興味を抱きました。ニュージーランドの日本語学校への派遣もありますので、いつか挑戦してみたいと思っています。2年にわたり、スクールサポーターとして現場に入っていた経験もあり、特別支援教育に力を入れている自治体なども受験しました。
実は、第一志望の大学の受験日が、バドミントンの試合と被ってしまったんです。試合を優先した結果、進路に迷うことになって…。ちょうどそのとき、教育実習で母校に来ていた先輩が、「神戸女子大いいよ。教員を目指すなら、教職支援センターが助けてくれるよ」と強く背中を押してくださり、決断しました。
小学校教諭のほかに、学校図書館司書教諭と幼稚園教諭の免許を取得。図書館の有効的で楽しい活用法や幼小保の連携した教育を現場に活かしたいです。ピアノのレッスンや体育教材研究の授業では、技の上手、下手ではなく、子どもたちに向き合うことや取り組む過程の大切さを学びましたので、教師として大切にしていきたいと思っています。
情報収集は大変ですし、人と比べてしまい落ち込むこともあると思います。一人で悩まず、ぜひ教職支援センターに足を運んでみてください。悩みがあることを打ち明けるだけでも、気持ちがすごく明るくなりますよ。これまでの先輩方が残してくださった採用試験に関する記録は分厚い冊子にまとめられていて、まさにセンターの宝物。私も経験したことを残していくつもりです。あとは、本格的に就職活動が始まる前に、思いっきり遊んでおいてくださいね(笑)。
大切な書類には、必ず母にもらった無印のボールペンを使っています。インク切れで困らないよう、10本ほどストックがあります。
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