2024.04.22
姫路市 公立幼稚園 / 教員採用試験合格
文学部 / 教育学科
M.N. ※2023年度取材時
母親や幼稚園の時の先生に憧れて姫路市の公立幼稚園を目指し、入職が決まったM.N.さんにお話を伺いました。
母が以前、姫路市の公立幼稚園の先生をしていたのが大きなきっかけです。また姫路市には世界遺産があるだけでなく、海や山などの自然や、動物園、水族館などもあるので、子どもたちにいろいろな経験をさせてあげることができるのではないかと思いました。そして公立の幼稚園は異動があるので、いろんな環境で経験できることも魅力でした。
母の影響もありますが、幼稚園の時に憧れの先生がいたことも理由のひとつです。私も公立の幼稚園に通っていて、運動会で披露することになった一輪車に全然乗れなかったのですが、先生は幼稚園が終わってからずっと親身に練習に付き合ってくれました。今でも覚えているので、とても印象深かったのだと思います。
4回生の時の幼稚園実習は本当にたくさんの学びがありました。子どもに話しかけるタイミングや言葉遣い、声のトーン。またこちらから一方的に伝えるのではなく、子どもが応答できる形で会話をしながら教えること。5歳児クラスでは、「やってほしい」と甘えられても、自分でちゃんとできるように関わり方に気を付けること。こういったことは頭の中ではわかっていても、やってみなければわからないことでした。
また附属高倉台幼稚園で1年間を通しての実習だったので、子どもたちが成長していく姿を見られたのはすごく良かったです。4月から運動会の練習をし始めて、10月頃に本番がありましたが、竹馬に乗れなかった子どもがスムーズに乗れるようになっている様子を見て、私も嬉しくなりましたね。
私が採用試験に受かったのは、教職支援センターのサポートのおかげだと思っています。6つの自治体を受けたので、試験内容がそれぞれ違って準備をするのが大変でしたが、過去の先輩の受験記録が残されていたので対策を練ることができました。また面接練習やピアノのレッスンの日程調整など、試験に関わるサポートを全てやってくださいました。
1回生の時から神戸市主催のジュニアリーダーに参加して、小学生や幼稚園の子どもたちにキャンプなどの野外活動を教えていました。50人ほどの会員で運営している学生団体ですが、副会長を務め、コミュニケーション力や自分の意見を伝える力がついたことは大きかったと思います。
人形劇を一から自分たちで作って保育園の子どもたちに観てもらうゼミでの活動や、先生の仕事を間近で見ることができる学校インターンシップに参加したり、在学中、自分の進路に必要な学びの機会はたくさんありました。自分の力になるし、採用試験の面接でも話すことができるので、チャンスを逃さずにいろんな経験をすることが大切だと思います。
授業やボランティア、アルバイトなど、忙しく動いている方が楽しく、性に合っているので、予定をたくさん入れるようにしています。
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