2024.07.12
伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社 / 西日本マンション管理グループ
家政学部 / 家政学科
M.I 2023年卒業
学部での学びを通し「暮らしに関わる仕事がしたい」と考え、不動産管理企業に就職したM.I.さんにお話を伺いました。
―現在のお勤め先とお仕事について教えてください
マンションやオフィスビルなど、建物の管理サービスを提供する企業で働いています。現在は分譲マンションの管理グループに所属し、マンションプランナーとして11件のマンションを担当しています。住民の皆さんの快適な暮らしを支えるための維持管理業務にあたっています。具体的には、管理員さんや理事の方々に向けて設備の点検や収支に関する情報共有を行ったり、修繕工事を提案したり、現状を把握するためにマンションを巡回することもあります。
-お仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか
各マンションの管理員さんや住民の方々と接していて「信頼関係を築けた」と実感する瞬間です。私は人と暮らしに関わる仕事がしたくて今の会社に入社しました。故障や不具合といったお困りごとだけでなく、ちょっとした疑問などの話題を遠慮なく振ってもらえると嬉しいです。私からの提案に「稲垣さんが提案してくれるならやりましょうか」とお返事をいただけたときには大きな達成感があります。
-これからチャレンジしたいことは?
今年のはじめに、仕事に役立つ国家資格「管理業務主任者」を取得しました。次は難関資格といわれる宅地建物取引士(宅建)に挑戦する予定です。新人のうちの方が時間に余裕があると思うので、自分の幅を広げるため、仕事以外にも興味のあることはどんどん学んでいきたいです。
-仕事で活かせている大学の授業、経験はありますか
授業(生活プロジェクト演習)は多くの実りがありました。SDGsの取り組みを実践、発表する授業でした。私のグループは学内のカフェ「マーベル」で出る食品廃棄物からコンポスト(たい肥)をつくり、キャンパス内に花を植えるプロジェクトを実行しました。プロジェクトを進める過程も貴重な経験になりましたし、資料発表やプレゼンテーションのノウハウは現在の仕事でも役に立っています。
-大学での学びはどういったものでしたか
キャンパス全体にのびのびした雰囲気があって、学びも遊びも安心して楽しめました。家政学科は、くらしを広く学べ、座学ばかりでなく実技系授業が多い点が嬉しかったです。コース以外の科目も多彩に選択できて視野が広がりました。印象深い思い出は、被服デザインの授業でスカートを製作したことです。クラスメイト達と試行錯誤しながらも仕上げることができたことが懐かしいです。
-大学のキャリアサポートをどのように活用しましたか
3年生の秋からキャリアサポートセンターに通い、自己PRや志望動機の添削指導を受けました。センターのスタッフの方と話すことで自分のしたいことや志望業界が明確になったのでありがたかったです。就職活動の土台となる部分を早めに固められ、企業探しやエントリー、面接準備がとてもスムーズに進みました。
-これから就職活動をする後輩にメッセージをお願いします!
自分で思う自分自身と、周りがイメージする自分の姿って違うことがあります。もし進路に迷ったときは、親や友達や先生、キャリアサポートセンターの方などいろんな人と話すことをおすすめします。長所や短所、得意なこと、好きなこと……自分を客観的に振り返ればきっと道は拓けるはず。進路を決めるうえでは経験が大きな軸になるので、ぜひ充実した大学生活を過ごしてください。
朝はシャキッとした目覚めのために、夜はがんばった後のリフレッシュに。朝と晩の1杯のコーヒーが毎日のルーティンです。テレビでニュース番組をチェックしながらゆっくり飲むのが定番で、家族との会話に元気をもらいます。
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