お客様の求める味を開発するK.O.さんに、アクティブに過ごしていた大学時代について聞きました。

お勤め先に入社した理由について教えてください。

高校生の頃から開発や研究の仕事に憧れがあり、商品開発の仕事ができる食品メーカーに絞って就職活動していました。なかでも新卒1年目から開発に携われるのが決め手となり、創味ホールディングスに入社しました。粉末シャンタンは実家で使っていたのでなじみがありましたし、仕事もプライベートも充実させたかったので土日祝がお休みであることも理由のひとつです。

現在のお仕事について教えてください。

業務用PB商品の開発が中心です。営業からの依頼に合わせて、お客様の希望する味づくりをしています。ターゲットとなる調味料を参考にこういった傾向の味を作って欲しい、今ある商品をこう変えてほしいなど、自分の味覚を頼りに原料を調合して細かい要望に応えていく仕事です。それを併行して業務用NB商品、市販用NB商品の開発を行います。一般消費者の手に届く市販用NB商品を決定させることがこれからの目標です。

※PB商品：飲食店・惣菜店などの特定のユーザー様に向けた専用品

成長したと思う点はありますか。

それぞれのタスクについてかかる時間を想定し、計画的に仕事ができるようになりました。必要事項を確認して落ち着いて行動する習慣がついたと思います。また、どうすればこの味に近づくのか、これは何の味なのかなど最初はわからなかったのですが、繰り返すうちに理想の味に近づけるスピードが上がってきたと思います。

仕事で活かせている大学の授業はありますか。

食品加工学ではバターやソーセージなどを作る実習があったので、実体験として原料や食品がどのように作られるかがわかり、味づくりの際に役立っています。また食品表示について学んでいたので、原材料名の表示方法やアレルギー関係の知識が役立ちました。

大学では課外活動もされましたか？

部活はスキー部に入り、シーズン中は長野に行って大会に向けて練習していました。関西の他大学のスキー部と合同でやっていたので、学外の友達がすごく増えましたね。今でも遊びにいきます。アルバイトは塾の講師と飲食店のホールと高校生から憧れていたテーマパークのクルーをしていました。1か月だけでしたが、イギリスへ留学することもできました。

これから就職活動をする後輩にメッセージをください。

大学では多くの友達や先生に出会えるので、いろいろな人と関わることで自分の視野が広くなり、違う視点から物事を考えられるようになると思います。学業以外にも楽しいことや学べることがあると思うし、自由に使える時間も多いと思うので、興味があると思ったことはどんどんチャレンジしたほうがいいと思います！