Career Palette

神戸女子大学・神戸女子短期大学「キャリアパレット」

2024.02.29

大学で得た知識や資格を生かして市民に寄り添うケースワーカーを目指します

公務員(福祉職) / 内定

健康福祉学部 / 社会福祉学科

S.K. ※2023年度取材時

内定先と出会ったきっかけを教えてください。

実習先の福祉事務所で働いていたケースワーカーの働きぶりに、私もあんな風に人の役に立ちたいと思いました。ケースワーカーの仕事はとても幅広く、チャレンジしてみたくなったのです。将来のことも考えてパートナーが住んでいる新潟で、福祉職で募集している市を探して公務員採用試験を受けました。私自身は新潟にゆかりはありませんが、これまでも実家を離れて進学した経験があるので、新しい土地でスタートを切ることには慣れています。

内定先を受けようと思った決め手は何ですか?

説明会で感じた職員の皆さんの雰囲気がとても自然体で、良い意味で「公務員らしくない」と感じました。新しい土地で新たに関わる人々と繋がっていきながら、やりたいことに挑戦できて楽しそうだと思えたからです。空き家対応やICT活用、ふるさと納税など、様々な取り組みにも魅力を感じたことも決め手になりました。

就職活動中の忘れられないエピソードは何ですか?

採用試験は最終面接以外、全てオンラインで進んだのですが、なかでも緊張したのがグループディスカッション。30分の時間だったのですが、緊張のあまり5分程度に感じられるほど、あっという間に終わってしまって。テーマは「公務員に求められる資質」にまつわるもの。参加者はそれぞれ挙手して発言するのですが、みんながしっかりと意見を述べられるので、焦りました。ディスカッション直後は頭が真っ白になり、自分は何を話したか、うまく話せたのか、分からないほどでした。正直なところ受かる自信がなかったので、内定通知をもらったときは喜びより驚きが先立ちました。

大学での学びを内定先でどう生かしたいですか?

大学の学びでもっとも磨かれたと思うのがコミュニケーション能力です。特に30日間に及んだ実習では、利用者さんと実際に交流する機会が多く、成功も失敗も、全てが良い経験。内定先でもたくさんの人と関わっていくと思いますので、地域の方々との何気ない会話や相談に乗る際にも身につけた傾聴力を生かしていきたいです。あとは福祉にまつわる豊富な知識や資格。必要とされる制度を必要な方に届けるには、どちらも欠かせないものだと思っています。

将来(進路)はどのようにして決めましたか?

いつからという明確な時期は分かりませんが、テレビなどで社会福祉関係のニュースが流れると気になったので、漠然と社会福祉問題に関心があったように思います。将来について考え、調べていくうちに「社会福祉士」という資格があることを知りました。できれば「社会福祉士」「介護福祉士」の二資格を取得したいと考え、合格率の高い本学で勉強したいと思って進学しました。

就職活動を経験した先輩として、後輩に一言、アドバイスをお願いします。

ちょっと出遅れただけでエントリーに間に合わないこともあるので、就職活動のスタートはなるべく早い方が良いと助言したいですね。少しでも関心があれば、まずは説明会に出席してみること。思いがけぬ出会いがあったり、雰囲気に魅了されたり、行動したことで未来が開けるかもしれません。

私のOne rule

毎朝コーヒーが飲みたくて目覚めるほど「朝の1杯」は大切な習慣

毎朝コーヒーが飲みたくて目覚めるほど「朝の1杯」は大切な習慣

私の朝のルーティンは1杯のコーヒー。起きてすぐに飲んで、朝食作りを始めます。大好きなコーヒーの味と香りに触発されて、良いスタートが切れている気がします。

#Popular

よく見られている記事

#Popular

よく見られている記事