2023.12.05
株式会社ラスイート / ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン / マーケティング部ブライダル
短期大学 / 総合生活学科
Y.O. 2017年卒業
短大の2年間で、ウェディング関連を中心に幅広くビジネスで活きる学問を学び、現在はウェディングプランナーとして活躍する卒業生を取材しました。
高校のときから漠然とウェディングに関わる仕事に関心がありましたが、進路を決め切れずにいました。そこで、いろいろな分野を幅広く学べる総合生活学科に進学しました。1年次に衣食住についてまんべんなく学ぶ一方、ブライダルプランナーの資格を取得し、やはりブライダル業界で働きたいという気持ちが強くなり、現在の会社に就職しました。
神戸市内のブランドホテルで、シニア・ウェディング・コーディネーターをしています。ブライダルフェアへの集客と、ご来館後お申込みにつなげる営業が仕事の柱です。フェアでは1組3時間ほどかけて施設やお料理のご案内をします。ご要望を丁寧に伺ってお客様との信頼関係を築き、一緒に理想の結婚式をプロデュースするのが腕の見せ所ですね。
現役のウェディングプランナーの先生による結婚式場の見学授業がとても印象に残っています。また、秘書系の授業で学んだ基本的な所作や言葉遣い、「相手を立てる」といった対人スキルは、もちろん直接的に役立っていますし、接客に欠かせない相手の目線や表情を読む力には、心理学で学んだことが生きています。
施設の豪華さではなく、プランナーの提案力でお客様に選ばれることです。最終的に「あなたがいたから決めた」と言っていただけるよう努力するとともに、3人の後輩を含めたチーム全体のボトムアップを図っていきたいです。また、後輩の指導にあたって自分の知識やスキルもブラッシュアップが必要なので、今後も自己研鑽を続けます。
結婚式には「正解」がありません。ご相談段階ではご要望が漠然としていることも多いので、お客様の言葉の裏にある「思い」や真のニーズを汲み取ることが大切です。諸々の制約でご希望の演出が不可能なときも、ただ「できません」ではなく、必ず代替案をお出しします。最終的に選んでいただくポイントは、プランナーとの信頼関係が一番ですから。
総合生活学科では幅広いジャンルの授業が受けられます。私も2年生になってから分野を絞り、ブライダルプランナーに加えて秘書士の資格も取得しました。専門を決めて知識を深める前に、自分の興味があることならなんでも、浅くていいから広く挑戦してみることが、将来の選択肢を増やすことにつながると思います。
ハイヒールを着用するのは、目線を上げることで自信をもって接客ができるから。歩き方も含め、常に会社のブランドを背負っていることを意識しています。
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