Career Palette

神戸女子大学・神戸女子短期大学「キャリアパレット」

2025.03.28

地域の福祉現場で、多くの人と関わりながら最適な支援につなげていきたいです。

神戸市社会福祉協議会 / 内定

健康福祉学部 / 社会福祉学科

N.W. ※2024年度取材時

2年生のときからさまざまなボランティアに参加し、大学での学びを実践していたというN.Wさん。就職先を選んだ決め手や、今度の目標について教えてもらいます。

社会福祉学科に入学した理由を教えてください。

高校時代、担任の先生に進路について相談したところ、「人とコミュニケーションを取るのが得意だから、福祉系が向いているんじゃない?」とアドバイスされたのがきっかけです。最初はなりゆきでしたが、学ぶうちにどんどんおもしろさを感じるようになっていきました。

内定先と出会ったきっかけは?

2年生のときに、地域のボランティアに参加していろいろな人と関わってみたいと思い、社会福祉協議会のボランティアセンターに登録したことです。就労支援の事業所で作られた製品の販売を中心に、赤十字の街頭募金や地域のお祭りの盛り上げ役など、さまざまなボランティアを経験しました。

社会福祉協議会への就職を決めた理由はなんだったのでしょうか?

最初は児童福祉に関心を持っていました。でも、虐待などの問題は児童分野だけでは解決できないと気づき、地域福祉の道を考えるようになったんです。社会福祉協議会のボランティアセンターでは、コーディネーターの方がさまざまな活動の紹介を通して仕事の幅の広さを教えてくださったので、ここで働きたいと思いました。

就職活動中、大学ではどのようなサポートを受けていましたか?

キャリアサポートセンターで面接練習をお願いしていました。最初は「まだ練習ですよ」と言われるほど緊張してカチカチになってしまったのですが(笑)、何回も繰り返すうちになれることができました。

また、学科の先生方は福祉のプロばかり。悩んだときには、社会福祉協議会に詳しい先生に相談にのっていただくこともありました。

大学での学びを、どのように仕事に活かしていきたいですか?

社会福祉協議会では近年、高齢者や、児童、障害者といった窓口を分けるのではなく、ひとつの窓口でさまざまな困りごとの相談にのりながら、必要な支援につなげるという「重層的支援体制」を整えています。この体制のなかで仕事をするには、幅広い制度の知識が欠かせません。大学で身につけた知識をベースにしながら、さらに学んでいきたいです。

就職活動を経験した先輩として、後輩にアドバイスをお願いします!

私は3年生の後半から就職活動を始めました。最初は焦っていたのですが、4年生になってからもいい就職先はたくさんあると気づきました。自分に向いていそうなところを、ゆっくり探しても大丈夫だと思います。

また、困ったことや悩んだことがあるときは、福祉のプロであり人生の大先輩でもある先生方に、ぜひ相談してください。

私のOne rule

やる気が出ないときは、思い切り早起きをして海へ

やる気が出ないときは、思い切り早起きをして海へ

やる気が出ないときは早起きをして海に行き、小さな焚き火をします。キレイな海を見ると気分がリフレッシュして、その後のことを頑張れます。

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