2025.04.12
加古川市 公立幼稚園・保育教諭 / 教員採用試験合格
文学部 / 教育学科
H.T. ※2024年度取材時
幼いころ、幼稚園に行くのがいやで泣いたりすねたりしていた私に、当時の先生が優しく寄り添ってくれたのを覚えています。私もそんな先生になりたいと思い、幼稚園教諭を目指しました。
幼稚園教諭を目指して勉強していたものの、3回生の夏に実習に行くまではあまり実感がわかず、一般企業への就職も視野に秘書検定や簿記などの資格を取得していました。でも実習で子ども達と接するとやっぱり楽しくて、幼稚園教諭になろうと決めました。
すごく大変でした。「もう無理だ」と何度も思いました。たとえば、時計を見る暇がなく時間配分ができなかったり、そもそも何時から何時までが持ち時間だったのか頭から飛んだり。バタバタする中でも子どもから良い反応が返ってくると、自分の行動や声かけは間違っていなかったんだと安心し、やりがいを感じられました。子どもの成長を間近で見られることも、うれしかったです。
幼稚園教諭という道を決めた後も、公立か私立か、とても悩みました。公立だと公務員試験の対策が大変で…。でも自治体内で異動があり、色々な園で働けることは魅力的でしたし、母が「これまで頑張ってこられたあなたなら、きっと大丈夫だよ」と背中を押してくれたので、公立に決めました。決めたのは4回生の4月末で、ここから大変でした。
とてもお世話になりました。筆記対策では、センター作成の想定問題プリントを解き、授業のように丁寧に解説していただきました。筆記試験の後は、集団討論や面接の練習、模擬授業対策もありました。受けたい自治体に対しそれぞれの対策が必要で、友人と何度も何度も模擬授業リハーサルをしましたよ。課題曲が出されてからは、器楽の先生によるピアノレッスンもみっちり受けました。
模擬授業や面接対策のために、何度も繰り返して練習しました。積み重ねた練習と自分を信じ、本番は自信を持って臨むことができました。まわりの友達と励まし協力し合い、一緒に乗り切ることができたと思っています。みなさんも一人で抱えず、友達や先生方を頼りながらがんばってくださいね。
大好きな“推し”がいます。推しが訪れたカフェに足を運んだり、同じメニューを食べたり。推し活でテンションが上がります!
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