2025.03.16
鳥取県 公立学校(栄養教諭) / 教員採用試験合格
家政学部 / 管理栄養士養成課程
A.K. ※2024年度取材時
管理栄養士(国家資格)と教員免許取得を目指して勉強に励み、新卒採用の少ない栄養教諭として採用されたA.K.さんにお話を伺いました。
ダイエットで体調を崩した時に、食への関心が高まり栄養学を学びたいと思いました。栄養教諭を目指したのは、栄養面から子どもに関わり、成長を見守りたいと考えたからです。学校給食には子どもの成長に必要な栄養素が含まれ、地元の食材も多く使われています。また、献立は行事に関連しています。そんな給食に込められた思い、食の大切さを子どもたちに伝えたいです。
教職支援センターの先生からアドバイスをうけ、食育に力を入れている都道府県を調べて5つの自治体に出願しました。鳥取県を受験したのは、県が発行している「食育だより」で見かけた「生きる力を育む食育の実践」というキャッチフレーズにひかれたからです。また、給食が地産地消を意識していること、献立がおいしそうだったことも決め手になりました。
100食分の給食を作る「給食経営管理実習」では、献立作成から栄養価の計算、食材の発注までを経験しました。この実習で身に付けた衛生管理力や時間管理力を職場で活かしたいです。家庭科教諭免許取得に向けた授業では、授業の作り方や指導法などを習得しました。栄養の知識だけでなく、教育についての学びも職場で役立てたいです。
管理栄養士と家庭科教諭・栄養教諭免許を取得できる制度が整っているので、ダブルライセンスを実現できました。受講計画は履修手引きを参考に自分で立てましたが、単位を取れているかどうかは、教務課で確認してもらいました。また、必修科目の日程が重なったときは、どちらを優先すべきか相談できたので、安心して履修プランを立てられました。
受験した都道府県には今後、行く機会がそれほどないと考え、「とにかく食べたいものを食べて、行きたいところに行こう!」と旅行気分で現地へ向かいました。鳥取県の二次試験前日は、鳥取砂丘に行って海を見るなど、めいいっぱい楽しんでから試験に臨みました。
教員採用試験の範囲は広いので、どこから勉強すればいいのか分からないと思います。私の場合は、先生に勉強の進め方を相談して解決しました。勉強だけをするのではなく、たくさんの経験を積むことも大切だと思います。私は、週に1日バイトをしていました。また、毎週ご褒美に食べる物を決めて、それを楽しみに1週間を過ごすこともしていま
高校生の頃から毎晩、日記を書いています。その日の出来事やうれしかったこと、悩みごとなどを書く時間は、自分と向き合えるひととき。嫌なことがあっても、全部吐き出す気持ちで書くと忘れられます。
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