2025.05.01
和歌山県 公立学校(保健・体育) / 教員採用試験合格
健康福祉学部 / 健康スポーツ栄養学科
N.K. ※2024年度取材時
母が管理栄養士で、ばくぜんと食に興味を持っていました。走るのも好きで、食とスポーツを通じて健康を学べるこの学科を選びました。ここでは、保健体育科教諭と栄養教諭、さらに栄養士という3つの資格を取得できます。珍しい組み合わせで、教職課程の授業科目も多く大変でしたが、自分で選んだ道なので前向きに取り組めました。
決断するきっかけになったのは、教育実習です。母校の中学校で生徒と触れ合ううちに、子どものために試行錯誤したり、笑顔や頑張る姿を見たりすることが楽しく、自分のエネルギーになると気づきました。
最初の3日間は、生徒との距離を縮めることができず馴染めませんでした。「これはピンチ!」と思いつつ自分なりにコミュニケーションを続けていると、あるとき通じ合った瞬間が訪れました。「これはかわいい!」と心が躍りましたね。バレーの授業を任された際には、私が指導した内容を男子生徒がほかの生徒に教えているのを見て、「伝わっているんだ!」ととても感動しました。
4月から集中モードになり勉強していたら、いつの間にか自分を追い詰め、焦りや気の迷いから気持ちが不安定になっていました。複数の自治体を受けましたが、保健・体育教諭は狭き門で…。先生からのアドバイスを受け様々な選択肢を視野に入れるようになってからは、気持ちが楽になりました。
はい、たくさんお世話になりました。文章を書くことが苦手で、志望動機や小論文の練習の際には、「早く終わらせたい」と思うこともありましたが、本当に親身にお付き合いいただきました。
生徒の半分は体育が好きや得意だと思いますが、別の半分は運動が苦手な生徒です。この事実を忘れないよう、運動の苦手な子に気を配ることのできる教員になりたいと思っています。難しいことですが、アイデアや引き出しをたくさん持てるよう成長したいですね。保健の授業は食とのつながりが深く、栄養について学んだこともきっと活かされると感じています。
一人で頑張らずに、友達と一緒に取り組むことをおすすめします。教え合うと頭に入るし、体育などの専門科目なら実技をしながら覚えることもできます。教職支援センターの先生方は専門的なアドバイスをしてくださることはもちろん、相談や悩みも親身に聞いてくださり、本当に気持ちが楽になりましたので、ぜひ頼ってみてください。
中学生から日記をつけています。スケジュール帳に毎晩欠かさず、その日の出来事を記録したり、気持ちを吐き出したり。気持ちが落ち着きます。後で見返すのも楽しいです。
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