2025.04.12
福岡県 公立高校(社会) / 教員採用試験合格
文学部 / 史学科
N.O. ※2024年度取材時
幼い頃から先生になるという夢がありましたが、決め手は高校時代の担任の先生です。「後悔しないために挑戦することが大事」といつも背中を押してくださる先生で、進学した高校の名物イベントになっている弁論大会を通して成長することができました。あこがれの先生の背中を追いかけ、私も子どもたちを応援できる先生になりたいと思っています。
就職活動時期に少し迷い、キャリアサポートセンターに行き、頼ることもありました。旅行が好きなので、旅行や観光業界を考えましたが、いざエントリーシートに記載する段階で空欄が十分に埋められませんでした。教員への志望動機は興味関心の高さからもスラスラ書けたので、「やっぱり教員だ!」と確信しました。
中学校の社会科は採用枠が少ないと言われているため、得意な社会に絞って受験でき、日程が重ならない自治体を5カ所受験しました。うち3か所合格しましたが、3回生のときに一人旅で訪れ気に入った福岡県を選びました。
3回生の夏頃から勉強を始め、4回生からは教職支援センター主催の面接練習などにも必ず参加。たくさん伝えようと意識しすぎて、言葉が乱れ気味になると指摘されたので、簡潔に伝えることを心掛けていました。テストまでは毎日大学に通い、史学科の教室で朝から夕方まで勉強していました。
採用試験準備と教育実習、それにゼミの課題などが重なり精神的に追い込まれた時期もありました。史学科で教員免許を目指していたのは7人、うち採用試験を受けたのは3人ですが、その仲間たちと励まし合い、先生方に助けていただいたからこそ、乗り越えることができました。夢の実現のためにがんばった日々は、きっと忘れないと思います。
高校時代に世界史に興味を持ち、大学では西洋史を専攻しました。特にフィンランド史において、独立や内戦、それが現代の教科書でどのように捉えられているかを研究。先生方からは、物事を多角的な視点で捉え、疑問を持つことの重要性を教わりました。これらは、子どもたちの教育においても欠かせない学びの基盤です。子どもたちの想像力豊かな発言を積極的に授業に取り入れながら、こうした姿勢の大切さを伝えていきたいと思っています。
史跡や古い建造物など興味がある場所を一人で歩き回るのが好きです。現地のおいしいものを食べることも楽しみ。これまで福岡や北海道、韓国に行きました。次の希望は、金沢!
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