Career Palette

神戸女子大学・神戸女子短期大学「キャリアパレット」

2024.06.27

社会福祉士の資格を活かし相談員として高齢者やご家族の相談に対応。大学で学んだ演習や実習での学びが活きています。

社会福祉法人聖隷福祉事業団 花屋敷せいれいの里

健康福祉学部 / 社会福祉学科

M.K. 2017年卒業

地域包括支援センターの相談員を経て、現在はショートステイの相談員として高齢者やご家族の相談対応や送迎などマルチに活躍するM.K.さんにお話を伺いました。

現在のお勤め先をどのように選ばれたのか教えてください。

先生に「聖隷福祉事業団の施設のケアが素晴らしい」と聞き、興味を持ちました。希望職の相談員として採用されるのは、介護現場を2~3年以上経験した人が大半ですが、同法人では新卒の募集があったので応募しました。先生に「新卒で社会福祉士の資格を活かした相談員になれるケースは少ないのでチャレンジした方がいい」と背中を押していただいたことも、当法人を選ぶ決め手になりました。

入職後、どのようなお仕事をされましたか?

最初の職場は、宝塚市からの委託で運営している地域包括支援センターでした。ここでの仕事は、相談員として高齢者の皆さんの相談に対応し、介護や医療サービスにつなぐこと。また、支援が必要なのに相談に来られない方を掘り起こして訪問し、必要なサービスにつないでいました。現在は、ショートステイで、受け入れ相談などに対応しています。

どんなときに成長を感じますか?

相談を受けながら、何がその方に必要な支援かが分かるようになったときです。相談内容を聞き取るだけで精一杯だった1年目と比べると、大きな変化です。どのように支援におつなぎすればよいか迷うこともありますが、デイサービスや訪問看護を提供している他機関もですが、看護師やケアマネジャー等の他職種と連携して、支援方法を検討できるようになったことにも成長を感じています。

仕事に活かせている大学の授業を教えてください。

「相談援助演習」の授業では、さまざまな事例に対して必要な支援や連携すべき機関を検討し、グループで共有しました。この経験は、地域包括支援センターで相談を受けた際、「社会資源」と呼ばれる介護保険サービスや民生委員などのうち、何を活用すればよいかを検討するのに役立ちました。また、地域包括支援センターでの実習で、地域の高齢者のケアプランを作成した経験も仕事に活きています。

大学生活で忘れられないエピソードをお話ください。

実習期間中、毎日友人と電話でその日の出来事を共有するなどして、一緒に頑張ったことです。また、内定先に就職するのに必要な社会福祉士国家試験に向けて、休みの日も毎日、大学で遅くまで勉強したこともいい思い出です。勉強に真剣に取り組めたのは、周りに同じ目標を持って頑張っている友人がいたからです。また、お互い教え合うことで、理解を深めることができました。

私のOne rule

アプリを活用して食べ過ぎを防ぎ、健康を維持しています

アプリを活用して食べ過ぎを防ぎ、健康を維持しています

毎日、健康アプリに食べたものと体重を記録しています。1日の摂取カロリーがオーバーしないようカロリー計算もして、健康管理に努めています。

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