将来はどのように決めましたか？

はじめは業界業種を絞らず興味のある企業を広く受けていました。その中でこれまでの経験を通して「サービス業が自分に向いているかもしれない」「航空業界で働きたい」という思いが明確になっていきました。

振り返れば、幼少期から空港を利用するたびに胸を高鳴らせていた私にとって、ある意味自然な流れだったのかもしれません。

大学での思い出を教えてください。

英米のハワイ大学4か月留学制度に惹かれて神戸女子大学を選んだのですが、コロナ禍の影響でそのプログラム に参加できませんでした。ですが 3 年次に、全学部が参加できる1か月のハワイ大学留学プログ ラムがあることを知りこれに参加して、留学の夢を叶えました。学年や学科も違うメンバーが海外の寮で過ごす時間は新鮮で、濃いものでした。みんなでダイヤモンドヘッドやショッピングに行ったり、一緒に課題をしたり…。あの時間は一生の思い出です。当初、思い描いていたものとは違いますが、最高の留学になったと感じています。

就職活動のモチベーションはどのように維持されましたか？

納得するまでやり抜く！という一心で乗り切りました。

当初はなかなか内定を頂くことができず、周囲の状況を聞いて焦ったこともあります。ですがやはり空港で働きたいという気持ちが強く、就職活動を継続した結果、憧れの空港会社から業務スタッフとして内定をいただくことができました。

就職活動中の忘れられないエピソードはありますか？

就職活動中、キャリアサポートセンターの方にたいへん力になっていただきました。

例えば、録画面接に対してアドバイスをいただくなど、困っている時にいつも寄り添ってくださり、感謝しています。就職活動が思うようにいかない時は「ご縁があるところに行けるよ、大丈夫」と励ましていただいたのですが、当時は素直に頷くことができませんでした。今振り返ると、周囲のアドバイスをもう少し聞き、前向きな気持ちを心がけるようにすればよかったと思います。皆さんも就職活動中は不安にな ることもあるかもしれませんが、いつも自分を信じて夢を叶えていただきたいです。

大学での学びを内定先でどのように活かしたいですか？

現場で活躍されている、日本航空株式会社（JAL）の CAの方によるホスピタリティをテーマにした授業（教養総合ⅴ）が特に印象に残っています。講義ではお客様への接し方など実践的なことをしっかりと教えていただきました。バイト先で実践したところ、お客様との距離を近く感じることができました。お客様に心地よい時間をお過ごしいただくために就職後も学んだことを積極的に活かしていきたいです。

就職活動をする後輩にアドバイスをいただけますか。

就職活動はプレッシャーとの戦いです。不安に負けそうになることもあるかもしれません。け れど、先生方やキャリアサポートの方などに相談しながら、納得できるまで粘り抜いてください。納得いくまでやり抜けば、後悔はしないでしょう。それに頑張った分だけ、未来を切り開く力がついているはずです。